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厚生労働省に対する事実確認照会の状況についての御報告

平成30年5月1日

取引先各位

セイルインターナショナル株式会社

代表取締役 坂口時彦

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厚生労働省に対する事実確認照会の状況についての御報告

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拝啓 益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

また、この度の弊社輸入代行事業に関する一連の報道等により、お取引を頂いているお客様をはじめ、関係各位の方々に多大なるご迷惑とご心配をお掛けしましたこと、重ねて深くお詫び申し上げます。

ところで、今回の事態に関連して、厚生労働省より、平成29年2月16日付「個人輸入した美容医療機器の使用について(注意喚起)」(薬生監麻発0216第5号)と題する文書が発出されておりますが、「スマートシステム」が原因となって健康被害(やけど)が発生したと特定された事例は、弊社の把握する限り一切存在しておりません。このことは、これまでも繰り返し厚生労働省に対してご説明してきたところですが、誠に遺憾ながら、厚生労働省からは、上記文書の根拠となる具体的事例の存在を明示していただけませんでした。

上記の厚生労働省の文書を受けて、多数の報道機関により、あたかも「スマートシステム」により使用された「リユースチップ」そのものが原因となって健康被害が発生したかの如く報道がなされた結果、クリニック様やその顧客様に対して大きな混乱を招いたほか、弊社の信用問題にも関わる事態となったことを受け、弊社は平成30年2月7日付にて、厚生労働省に対し、事実確認の照会添付の申入書ご参照を行いましたが、本日時点で何らの回答もいただけておりません。

弊社としても、今回の事態を深く反省し、法令の遵守及び安全性の確保を第一として、お客様にとって有益な事業活動を今後も継続して参りたいと存じますが、あたかも弊社の製品が原因となって健康被害が生じたかの如き事実無根の報道や指摘に対しては、有耶無耶にすることなく、断固たる姿勢で対応していきたいと考えております。

皆様のご理解、ご支援を賜ることができれば幸甚でございます。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

敬具